ブラジルの奇跡、アサイー
アマゾンが生んだ奇跡のフルーツアサイーはブラジルのヤシ科の植物で、古くからアマゾンの先住民が生き抜くために食してきた果実。
1粒あたり5%ほどしかない可食部に多くの栄養素や抗酸化成分を蓄えていて、
その有用性の高さから 「スーパーフルーツ」や「スーパーフード」と呼ばれています。
▼アサイーの木
ブラジル アマゾン地帯の河岸や河岸の平野部 アマゾン地帯の水べりに生育し、1株から
3~25本もの幹が生え、高さは25mにもなります。 幹は細く長く、葉は黄緑色の短冊状で長さは最大で2mにもなり、幹の節から黒紫色をした 果実をつけた房が垂れ下がります。
▼アサイーの実
植えてから4年ほどで実をつけ、果実は直径1~1.2cmほどの球状もしくは楕円型です。
果実の95%は硬い種で占められ、その周りをわずか5%ほどの果肉と果皮が覆っています。
▼どんな味?
ナッツの様に甘味や酸味がなく、あっさりとした味わいだが油脂分特有のコクを持ち、
アントシアニン特有の赤ワインのような渋みとオリーブオイルのようなコクと若葉の香りが特徴です。
▼現地ブラジルでの食べ方
ピューレ状にすりつぶした果肉に、ファリーニャ(キャッサバ芋の汁をしぼり、
炒ってフレーク状にしたもの)を混ぜて食事として食べます。 好みで干し肉や塩エビ、
お魚のフライや揚げ物をディップしたり、砂糖を入れて食べることも。
日本のお味噌汁のような役割といえます。 現地ではほかのフルーツと混ぜるのはポピュラーではなく、とにかく濃くてドロドロしたものが好まれています。